予約システム医療

病院のための予約システム5選を比較！自院に合わせた選び方のポイント

2021.03.01

予約システムを比較するうえでのポイント

病院の待ち時間解消や、受付業務の負担軽減につながる予約システムは、IT化が進んだ現代においてもっとも導入しやすいシステムのひとつです。しかし一概に予約システムといっても、メーカーによって基本機能やオプション機能の組み合わせ、価格設定もさまざまです。

自院に合った予約システムを選ぶためには、必要とする機能と各メーカーの特徴を把握し、しっかりと比較検討することが大切です。導入したあとで使いにくかったということにならないように、これからご紹介するポイントを押さえていきましょう。

病院にとっても患者にとっても、予約画面が簡単で見やすく、操作がしやすいことは重要です。導入後に操作の説明に手間がかかるようでは意味がありません。操作マニュアルがしっかりしている、システムを使いやすくカスタムできるなど、自院のニーズに合わせられるかも、選ぶうえでのポイントです。

品質を重視すると価格も高くなるのではないかという心配もでてくるでしょう。実は価格が安くても、品質が高い予約システムは多数あります。また無料プランから始められるものもあるので、本格的に導入する前に使い勝手を試すこともできるのです。

病院の規模にもよりますが、まずは無料プランで試してみて、問題ないようであれば有料プランへアップグレードするということも可能です。

予約システムはさまざまな要望に応えられるよう、採用される業種や業界に合わせて特徴が違います。どれを選べばよいのかわからなければ、すでに他の病院で採用されている予約システムを検討してみましょう。

同業種で多く採用されているシステムで、なおかつ自院にあった予約の取り方をカスタムできれば、最適な運営が可能になります。

予約システムと院内の周辺機器の連携ができるかどうかも重要です。院内ディスプレイがあるなら、受付番号や予約状況を表示することもできますし、レシートプリンターと連動させればその場ですぐに患者へ受付表を渡すこともできます。

院内受付のタッチパネルや、カード発行・受付機、レセコンや電子カルテと連動するオプションの設定が可能なメーカーもあるので、必要に応じて選択しましょう。

最適な予約システムは、病院やクリニックによってそれぞれ異なります。価格もカスタム性も異なるため、病院経営に合った予約システムを選択することが大切です。ご紹介した予約システムの特徴を確認したうえで、自院に必要なものをしっかりと検討してみましょう。